2015.10.01 ドローンを使用した舞台探訪

今年ももう10月。季節は秋へと移り変わっていく今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?

本日は「ドローンを使用した舞台探訪」ということでブログを書かせて頂きました。文章は苦手でオノマトペ人間な私ではありますが、今後同じようなドローン使用目的をお持ちになられた方へ少しでもお力添え出来たら幸いです。
加えてドローンにあまり良くない印象をお持ちの方も少なからずいらっしゃると思います。そんな方も是非ご一読頂けたらと考える次第でございます。

1.ドローンの素晴らしさ
2.新技術ゆえの問題
3.現状で推奨するドローン使用方法〜昨日の自己体験を踏まえ〜
4.まとめ



※この記事は「シノハユ(原作:小林立 作画:五十嵐あぐり)」の現在発行されている単行本未掲載内容を含んでおりますので、未読の方はご注意下さいませ





1.ドローンの素晴らしさ

まず簡単な自己紹介になるのですが、私は元々ラジコンが好きでドローンを購入したのではありません。好きな漫画作品にドローンから撮影したと思われる風景描写が登場した為、それを撮ってみたいなと思い購入しました。


咲-Saki-14巻-p40引用


2014年11月筆者撮影

この時私はドローンを購入してまだ1ヶ月少々、実際に操作したのもたった5回程でしたが、浮遊時に操作しなくても現在位置をキープしてくれるホバリング機能,機体がブレてもカメラをブレさせないジンバル装置のお陰でこの風景描写を簡単に撮影することが出来ました。自画自賛になりますが、風景描写は勿論のこと、やはり写真のインパクトは中々のものです。
そんな初心者であっても簡単に操作出来る素晴らしい代物なのです。





2.新技術ゆえの問題

私のような撮影目的の他にも、警備会社によるセキュリティ飛行、山岳地帯や離島への運送飛行も研究されており、ますます注目され始めたドローン。日本国内では産業用だけでなく一般向け販売も盛んになり、それに伴い様々な事故も発生してしまいました。
その背景には先に記載しました初心者であっても簡単に操作出来ること、加えて法の整備が追いついていなかったことがあります。国会ではこの新技術に対応する為、急ピッチで議論。9月4日には改正航空法が成立し、人が多く集まる場所や夜間、密集住宅地での飛行が禁止されました。航空法でなくても、地域によっては例え広い公園であっても飛行禁止,ドローン持込禁止という事例もあります。風の噂ですが、今年12月にはまた更に航空法が厳しくなるのだとか…





3.現状で推奨するドローン使用方法〜昨日の自己体験を踏まえ〜

では今後、ドローンはどこでどのように飛ばしたら良いのでしょうか。
簡単に言ってしまえば国や地域が定めた飛行禁止区域で飛ばさなければ良いのです。ただ周囲の目があります。「ドローン=危険」と思われている方もいらっしゃるので、過去には飛行中のドローンを見たというだけで通報した(その飛行に法的問題は無かった)というケースもあったそうです。
その懸念材料を回避しつつドローンを飛ばす方法(昨日の自己体験談ですが 笑)を下記に掲載しますので、参考にして下さればと思います。

私の好きな漫画作品にドローンから撮影したと思われる風景描写が登場しまして、撮影をする為島根県にお邪魔させて頂きました。

ビッグガンガン2015Vol.10-p424引用

以下、Aとします。


ビッグガンガン2015Vol.10-p429引用

以下、Bとします。

場所さえ分かれば物理的には空撮可能となります。空港から離れていますし、密集住宅地でもありません。イレギュラーを除けば飛行禁止区域ではないと判断も出来ます。
続いて空撮する際の懸念材料に着目します。先ほど記載した周囲の目についてですが、極端な話「ドローンの飛行を発見→通報」は今後あって当然だと思っていた方が良いと思います。(本当極端ですが)
島根県警察地域課の方に相談させて頂いた所、色々親身に教えて下さり、飛行前、航空局に事前報告している業者さんがいるとも伺いました。(勿論、飛行禁止区域でなければ報告の義務はない。)
そこで私は

このような報告書(所々文章がおかしかったり、ハリボテ感満載の文字修正箇所が気になりますが…)を作成、FAX送信(島根県は大阪航空局の管轄らしい)し、空撮中に近隣の方から通報があった際に迅速に対応出来るよう手配しました。
29日夕方、FAX内容を確認して下さった美保空港事務所という所からご連絡を頂き、今回の報告場所での空撮は問題無い。それから今後島根県,鳥取県で空撮を考えているのであればこちらに連絡(場所と飛行高さ)してくれれば空撮が可能かどうか判断します。と、わざわざ連絡先を教えて下さいました。

美保空港事務所
TEL:0859-45-6114
mail:unjyo-z46k@cab.mlip.go.jp


関係性としては、国交省の中の大阪航空局の中の美保空港事務所(米子空港の事務所)です。
今後島根県,鳥取県で空撮をお考えの方は是非相談してみて下さい。

そのような事前対策を済ませ、実際に飛ばしてみました。先ずはBからです。

スマホ画面に映されたドローンからの映像(低画質)に「何か合わない…」と思いつつ、時間が押してたこともあり確認を後回しにした為、今までにない構図合わせミスをしてしまいました(これが実力ですね 涙)

...追記...
後日再チャレンジしました。

......

私の実力はさて置き、ここは国道9号線が間近ですのでとても人目に付きやすい場所でもあります。今まで空撮中に何回か通行人にお声掛け頂いたのですが、このような時に「違反はしてない。事前に航空局等に報告済みです。」と言える状態であれば堂々として居られると思います。
私には経験無いのですが、所謂クレーマー(表現が正しいかは分かりませんが)のような方が突っかかって来た場合、(もし事前に美保空撮事務所さんに報告済なのであれば)その方に電話番号を伝達の上、そちらにお問い合わせ下さい。という対応をしても良いとのことです。これは助かりますね!

続いてAです。

すごく登山しました(笑)


平日の昼間からめちゃくちゃ登山しました(笑)


山頂まで登山しました!


山頂から空撮しました!

と、ここまでは良かったのですが、実は山中、この山の所有者と名乗る方とお会いし、「写真撮影で山に来ました。」とだけお伝え。
所有者の方は写真撮影なら問題無いと許可して下さいました。(花仙山山頂からの写真が掲載されたブログも多々見かけますので、山頂展望スペースへ来る事自体は許可されているようです。)
ただ、肝心なドローンによる撮影のことを伝え忘れてしまいました。
航空局や警察に報告→問題無しと言われてもそちらで把握出来てない所有者が存在する場合があるということです。折角撮った写真ですが、土地所有者が存在することを知ってしまった以上、その方に許可を取る他ありません。

日付は変わりまして本日、個人情報なので、駄目元での問い合わせでしたが、市役所のご対応者さんがわざわざ法務局さんを通して調べて下さいました所、なんと昨日山中でお会いした方の連絡先を伺えることとなりました。(驚愕)個人情報なので普通はあり得ないことだと思います。
そしてこちらの事情を全て説明したのが功を奏したのか、ありがたいことに空撮許可,掲載許可を頂きました。山中で会った時は大きな(ドローンが入った)鞄を見て、◯体遺棄でもするんじゃないかと思われたそうです。(本当ご心配おかけ致しました)

それから今後私のように空撮に来る人が居る可能性がある。ということをお伝えしました所、やはり所有地と言うことで、事前に一報が欲しいとのことです。その連絡先なのですが、ご自宅の電話番号だそうですので、ブログに記載することが出来ません。なんだかおもしろい形になってしまうのですが、この記事を読まれた花仙山入山及び撮影希望の方は初回のみ私が窓口ということで所有者の方と取り次ぎますので、ご連絡下さい。

余談になりますが、市役所のご対応者さんが「因みになんというタイトルの漫画なのですか?」と興味を示して下さいましたのできちんと宣伝しておいたことは言うまでもありません(笑)





4.まとめ

ドローン飛行に関し、

・飛行禁止区域でなくても航空局や警察に事前報告。

・所有者とコンタクトを取れるのであれば許可取り。


本記事で取り上げたこの2点を早めに実施していれば、空撮当日大きなトラブル回避が出来ると思います。
長々と、そしてだらだらと書き連ねてしまいましたが、折角の探訪ですので不安要素を少しでも取り除く参考になれば幸いでございます。今後も法律と上手く付き合いながらドローンという素晴らしい技術を楽しんで行けたら良いですね。

今回の記事作成にあたり、本当に沢山の方に助けて頂きました。とても一人では成し得なかったことばかりでございます。
大阪の舞台を教えて下さった大三元四暗刻さん、大阪でのバス待ち時間途方に暮れそうになってた私にお声掛け下さったてんぷろさん、バス乗り場を勘違いしてた私に道を案内して下さった駐輪場のおっちゃんさん、空撮の為の下準備に沢山アドバイスを下さったゆずぽさん、島根舞台を特定して下さっただーはらさん、七類の山中でお会いしたまつやまさん、そして「平日の昼間から俺たちは何をしているのだろうか…」とボヤきながら空撮当日、海から山から空までと冒険にお付き合い下さったCunさん…挙げればキリがありませんが、本当に感謝しております。ありがとうございました!!

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すばらっ !

すばら! のひと言です。
ドローンに対する風当たりや偏見が強まりそうな昨今、ちゃんと安全や迷惑を考えてちゃんと手続きまでして飛ばしている人もいるんだという事は、世の中の人にも理解して欲しいですね。

僕は残念ながら今のところ導入の予定はないのですが、法的整備も飛行禁止区域をやたらめったら増やすのではなく、使用者に安全講習の受講を義務付けるとか、そっち方向の面でフォローすることも一考の余地があるのではないかと思います。

あ、あと、これからドローンを飛ばそうと思っている人向けにアドバイスを、と考えているのなら、風の事も書いておけばどうでしょうか?
このくらいの強さが限界の目安ですよ、とか。

読み込み中・・・

ありがとうございます!

自動車という物が世に出回った時も恐らく形は違えど、便利な反面危険なので反対という意見はあったと思います。そして技術大国日本と言われながらドローンについては中国さんや米国さんにかなりの遅れを取っており、それに加え昨今の事件で日本国内のイメージはあまり良く無いものとなっております…。皆で試行錯誤しながら技術的にもイメージ的にも他国に引けを取らない、「これが日本のドローン産業!ドローン文化だ!」というものが出来れば良いと願っております。

前回の日御碕灯台の時は天気予報で風力2〜3m、今回は風力5〜6mあったのでBの空撮では3,40分様子を伺ってました。風を待つというのがドローン操作のメインと言っても過言では無いと思います←先日の白糸台ではお騒がせ致しましたm(_ _)m←←
しかし、Aの空撮では驚くほど無風状態で、とても気持ちよく操作が出来ました。
飛行時の風力については今までの経験に基づき判断(特に離着陸時)しているので人にアドバイス出来るようなものは持ち合わせておりません(汗)
今後は風力数値も法案に織り込まれてくると思います。天気予報だけでは無く、現地の風力を測る装置も必須になるかもですね。

  • キムチ
  • 2015/10/02(Fri.)

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